新幹線のスピード変化

高速運行での乗り心地

新幹線として最初に誕生したのが、0系と呼ばれる、丸っこい顔をした車両です。最初に誕生した0系は、最高速度が時速200kmとなっており、当初はどの電車も経験したことのないスピードでした。

開発には多くの課題があり、高速走行時の振動を抑える工夫、低重心の車体、高度なブレーキ性能などが求められました。高速でトンネル内に入ると、圧力の変化がおきるので高い機密性が車両に求められ、またトンネルを出るときに衝撃波が発生する問題もありました。こうして数々の問題を解決して、時速200kmの高速電車が誕生します。

0系の運用開始から20年後には、初のフルモデルチェンジ車両の100系が登場しました。0系に比べると、乗り心地の向上、車両軽量化など行われ、世界初の2階建ての高速列車となります。次に開発された300系はアルミ合金の車体を使い、最高速度が時速270kmになり、車両の大幅な軽量化がされました。空気特性向上などによっても、スピードアップの一助となっています。その後は長らく最高速度は時速270kmの車両が続きますが、最高速度到達時間の短縮化が行われました。そして2000年代に入ると、時速320kmの車両が登場します。