新幹線のスピード変化

リニア新幹線

新幹線の最高速度は、現在国内で320kmになっており、さらにスピードを上げる計画があります。海外だと実験車両では、時速400kmや500kmを達成しているので、技術的にこれぐらいのスピードを出すことは十分に可能です。

ただし、現在の電気モーター式の車両を使うと、最高速度達成まで約25kmほど、停車まで13kmほど必要となります。もちろん急ブレーキをかければ、数kmで止まれますが、これは車両と乗客への負担が大きく、長い年月運行する新幹線には向いていません。

そこで新しく開発されている走行方法が、リニアモーターカーです。磁石を使った駆動方式となっており、最高速度は時速581kmと実験段階で叩き出しています。すでに2027年に東京名古屋間の運行を目標に実験と開発がスタートしています。リニア方式のメリットは、何と言ってもモーター方式の車両よりもスピードが出て、加速性能も良いということです。またブレーキシステムとしては、回生ブレーキ、空力ブレーキなど複数のブレーキが搭載されており、より安全性を確保しています。ただ難易度の高い長距離のトンネル工事、防音対策などいくつか課題はあり、これは初めて0系の新幹線を開発するときと同じような状況なのかもしれません。